今週末のHIRO Acoustic MODEL-C8CSの試聴会ではAccuphaseのデジタルチャンネルデバイダーDF-65を使ってマルチアンプ方式で鳴らされるようですので、ますます、期待が膨らんできます。
川又氏の最新のメルマガによりますと、MODEL-C8CSの(暫定的)設定は下記になっています。試聴会当日まで測定と試聴を重ねて、最終的なレベルとカットオフ周波数の値は決められると思います。
* トゥイーター カットオフ周波数 3550Hz -18dB/oct
* ミッドレンジ カットオフ周波数 400Hz -18dB/oct 3150Hz -18dB/oct
* ウーファー カットオフ周波数 160Hz -18dB/oct 355Hz -18dB/oct
* サブウーファー カットオフ周波数 160Hz -18dB/oct
当初、HIRO Acousticの廣中氏は、MODEL-C4CSの完成度を重視して、後方に追加する4個のウーファーはサブソニック帯域のみで鳴らすようにカットオフ周波数 31.5Hz -12dB/oct で鳴らされたそうです。しかし、それでは、あまりにももったいない使い方だということで、200Hz、100Hzも試したうえで、上記の設定になったとのことです。個人的にはクロスを80Hz位にして音圧レベルを適切な値(ウーファーの値+数dB)にするのが良さそうな気がしますが、プロの方の耳を信じましょう。
HIRO Acoustic MODEL-C8CS (後方の4個はサブウーファ的な扱い)
「HIROのスピーカーは万人受けを狙ったものではありません。私の好みを強く反映した個性の塊です。ですから「こんな音は嫌いだ」という人がいても当然でしょう。しかしぜひ一度はHIROの音を体験していただきたいのです、それはこれまでにない新鮮な経験になることは間違いありません。」
これは、HIRO Acousticのホームページにある廣中氏の言葉です。