Myu Audio日記

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Accuton AS250-8-552 の音響測定結果

90Lの密閉式エンクロージャーにマウントした Accuton ウーファーユニット AS250-8-552 の音響測定の結果を紹介します。
 
Accuton AS250-8-552 + 90Lの密閉式エンクロージャー(試作品)
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下記はAccutonが公表している AS250-8-552 の周波数特性です。Accutonは600Hz以下の使用を奨励しています。
 
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下記は我が家での結果です。我が家での測定では、デジタルチャンネルデバイダーで1kHz 24dB/Oct で高域を減衰させた上で、定在波や反射音の影響を低減するため Near Field で行っています。Near Field 測定方法は Lridium17著 「自作スピーカー測定・Xover設計方マスターブック」を参考にさせて頂きました。
 
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下記は上記のデータを使い、分かりやすいように、上限の周波数を1kHzとしてプロットしました。Near Field 測定法を使いますと、定在波の影響がほとんど無視できるのがわかります。
 
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我が家では低域を AS250-8-552 と C220-6-222 でスタガー構成にして、AS250-8-552 は100Hz以下、 C220-6-222 は600Hz以下を受け持たせる予定です。
 
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下記は AS250-8-552 と C220-6-222 を Near Field で測定した結果です。レベルはデジタルチャンネルデバイダーで合わせています。なかなか、良さそうな感じです。
この測定では、AS250-8-552 を 500Hz 24dB/Oct で高域を減衰させていますが、実際にシステムに組み込んだ場合は、AS250-8-552 のクロスは80 - 100Hz付近を予定しています。
 
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セラミック振動板の C220-6-222 からは質感の良い低音、Aluminum-Sandowich振動板のAS250-8-55 からは量感のある重低音を期待しています。”捕らぬ狸の皮算用”となるかもしれませんが、自分の直感を信じています