マラソン試聴会・印象に残ったスピーカー達

先週末行われたダイナミックオーディオ・マラソン試聴会に参加してきました。

午前中は例年より参加者が少ないかなと他人事ながら心配しましたが、午後になるとほぼ満席となり大盛況でした。一販売店でこのような大がかりな試聴会を４２回も開催されているのは凄い企画力と営業努力です。近年特にハイエンドの機器が私の手の届かない価格になり、なかなか売上に貢献できていない私ですが、このような試聴会を開催して頂けるのは有難いです。

まずは当日のメインMCの方々からの挨拶で始まりました。左から、川又氏、東氏、厚木氏、そして若手のホープ島氏です。

CH Precision の機器でドライブした Marten の Coltrane 3 SE の再生音、やはり素晴らしかったです。Coltrane 3 SE は歪み感の少ないユニットを採用していますので Accuphase の機器でも聴きたくなります。

最近発売になったVivid Audio の KAYA90 の再生音、鮮度感が高く好みの音でした。 音場感も私にとっては自然な広さで気持ち良く音楽に浸れました。Accuphase の機器が上流に使われていましたので、その相乗効果が発揮されたのではと勝手に想像してしまいました。

最近、オーディオのイベントで引っ張りだこの井筒 香奈江さんがゲストとしてお見えになりました。初期の頃の井筒 香奈江さんのCDは自然な録音で好きです。島氏のオーディオのプレゼンテーションはメリハリが有って楽しいですね。

ピントの合っていない写真でごめんなさい

それから、試聴会での写真はありませんが、初めて聴いた Magico A3 の再生音も印象に残りました。この価格でこれだけの音が出せるとなると、競合他社の今後の対応が気になります。

こちらは、ヒロアコースッテックのブースで展示されていたAccutonのサンドイッチ構造の振動板です。とても軽かったですよ。

Hiro Accustic のスピーカシステムをマルチで鳴らすセッションまで残っていたかったのですが、横浜で開催された「神奈川オーディオクラブの懇親会」に参加してきました。ネット上で名前だけは知っていた方々との出会いもあり、今後の交流が楽しみです。

音楽は一人（願わくば妻と一緒に）静かに聴くのが良いですが、オーディオは価値観の近い仲間との交流・情報交換は、現状維持で満足しがちな日常に刺激を与えてくれます。