青春時代に聴いたレコードはまさしく「タイムカプセル」ですね。当時は40数年後に同じレコードを聴いている自分がいることなど想像もできませんでした。シングル盤は私と一歳違いの妻と一緒に聴きました。お互い二十歳前後を中央線沿線(隣同士の駅)に住んでいましたので、「もしかしたら、どこかですれ違ったことがあるかもね」等と青春時代に思いをはせました。
「ある日渚で」は、第1回キリン・フォーク・コンテスト優勝曲だそうです。作詞作曲は当時、日本大学の学生の中島 文雄、ヴォーカルは近所に住んでいる彼のガール・フレンドの朝香 ふみえです。少し照れるような歌詞ですが、長年連れ添った奥様と一緒にそれなりの音量で聴いて欲しい曲(レコード)です。奥様に「子育てを終えた現在も良いけど、将来を夢見ていた青春時代も良かったわね」と懐かしんで貰えれば、めでたしめでたし。
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