Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

マルチツィーターシステムの構想

システムが落ち着いて手持ち無沙汰になると、「」という名の悪魔の囁きが聞こえてきます。「小人閑居して不善をなす」とは良くいったもので、止めとけばよいものをマルチツィーターシステムを妄想中しています。

現在のスピーカシステム
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オーケストラではヴァイオリン・ヴィオラ奏者の数がコントラバス・チェロ奏者の数に比べたら、音響エネルギーのバランスをとるために何倍も多いです。再生するスピーカー側でも振動板の小さいツィーターは数を増やし発音面積を稼いで、音響エネルギーのバランスをとる必要があるのではと思ったのが今回の構想のきっかけです。

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DIATONEの技術者が立ち上げたブランド「DIASOUL」で4個のツィーターを搭載したスピーカーシステムがあるのを思い出しました。4ユニットを球面に配置することで、仮想的に大面積
ツィーターをつくりあげ、音場感とパワー感を両立できたそうです。ソニーのスピーカーにも2個のツィーターを搭載した製品があります。それから、オーディオ評論家の柳沢 功力氏もGEMのリボンツィーターをスタックして使われている例もあります。アプローチの仕方は微妙に異なっていても、より自然な音場・音像感を求めているのではと思います。


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AccutonのCELLタイプツィーターを1個または2個追加します。ツィーター1個ですと、音響エネルギーの密度が集中してツィーターが頑張っているなと感じるような音源も多々あります。新システムでは、複数のツィーターで分散して音響エネルギーを発しますので自然で柔らかい高音が期待できそうです。


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1個ではたかだか直径1インチ程のツィーターですので、これを複数にして高音域の発音面積を増やすのは理にかなっているようにも思えてきます。「本当の失敗は挑戦しないことだ」と意気込んでいますが、大人の事情がある中でのオーディオ活動ですので、トライするかはまだ迷っています。迷うくらいなら止めた方が良いとの天(妻ともいう)の声が聞こえてきそうです。前回紹介しましたスーパーハイエンドのケーブルの価格に比べたら可愛い出費ですので妻には多めにみて貰えるかな?

AccutonのCELLツィーター C25-6-158 の中古が手に入るようなことがあれば、是非試してみたいものです。ホーンシステムにパークオーディオのミッドバスを追加する案より、こちらの方を先に試したい気持ちになりつつあります。自作のマルチアンプ方式のスピーカーシステムですと、苦労もありますがいろいろ学びながら遊べて楽しいです