下記の写真は先日までのスピーカーの配置です。Accutonは外側に配置してあり音場型の良さを十分に発揮して空間一杯に音楽を展開させてくれます。クラシックの編成の大きい曲などは特に良さを感じます。音場型スピーカーの本領発揮といった感じで鳴ってくれます。
高さの低いのが主な理由で内側に配置したホーンですが、スピーカースタンドの都合上かなり内振りになっている関係もあり音楽がスピーカー間に凝縮した感じでした。この配置で一か月以上聴いていますので、新しい配置を試したくなりました。常に動いていなければいけない回遊魚のようですね。
Before: Accutonが外側でホーンは内側の配置

下記は新しいスピーカーの配置の写真です。当人以外は何が変わったか分からないような変化ですが、Accutonとホーンの位置が入れ替わっています。努力の甲斐あってか、何となくこちらの配置の方が視覚的には収まりが良さそうです。この配置は先日のお泊りオフ会の前に考えたのですが、オフ会直前の変更は、あまりにもリスクが高いのと、次に予定されているオフ会は当面はありませんので、このタイミングでの実施となりました。
After: ホーンが外側でAccutonは内側の配置

試聴は私のお気に入りの一枚の中から、小澤征爾・ベルリン・フィルのカール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」を選んで聴いてみました。ベルリン・フィルの荘厳かつダイナミックな演奏、晋友会合唱団の躍動感あふれる合唱、そしてソプラノやテノール、バリトンの表現力豊かなソロ、これらが混色することなく再生できるとこの重厚で壮大音楽に浸ることができます。このCDはAccutonとホーンの両システムで良くなっていました。

コルトレーンのバラードではAccutonでは自然に聴けるのですが、ホーンの場合、スピーカーの間隔が広すぎるのが原因で、右または左のチャンネルのみに録音された楽器の再生に違和感を感じます。このCDの再生に関しては以前の配置の方が合っているようです。

これからも、Accutonとホーンシステムの両立を目指して、回遊魚型オーディオマニアの名に恥じぬようにいろいろ遊んでみます。それから、ホーンシステムに関しては試してみたいアイデアもありますので追々紹介します。