Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

スーパーハイエンドの世界

先日、ダイナミックオーディオ主催のマラソン試聴会に参加してきました。当日は雨にも拘わらず会場は満員御礼の状態でした。朝の11時から夜の8時まで、総額数億円のスーパーハイエンド世界を堪能させて頂きました。まったく手の届かない世界ですが、ピラミッドの頂点の世界を知ると、自分が達成可能なレベルの目標が見えてきます。


ラソン試聴会・開会の挨拶
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試聴会は東氏のセッションで始まり、Accuton のユニットを使った Marten Coltrane3Magico M6 の競演を堪能しました。Martenも良いですが、やはり、世界的に評価されている Magicoは格が違いますね。スピーカーが消えホール一杯、立体感を伴って音楽が表現されます。 


Accuton のユニットを使った Marten Coltrane3
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Magico M6 はエンクロージャーは密閉タイプでアルミ製ですので、先入観で無機質な音と想像しがちですが、私にはとても自然に聴こえました。機会あれば Magico S1 あたりを響きの良い15畳ほどの部屋で聴いてみたいものです。

Magico M6 - お気に入りに登録?
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セッション 2・3・4は省略して、当日のとりを務めた川又氏のセッションを紹介します。まずはエソテリックのトップモデルを入力と駆動に使い3種類のスピーカー(Sonus Faber Amati Tradition, Focal Scala Utopia Evo, B&W 800D3)の競演でした。数種類のCD・SACDの音源を使い、1分弱の再生ごとにスピーカーの接続を変えて比較試聴しましたので、それぞれのスピーカーの特徴が分かりやすかったです。願わくば Magico M3B&W 800D3 を同じ環境で聴いてみたいものです。

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川又氏の締めは入力に dCS Vivaldi シリーズ、駆動は Dan D7Agostino のトップモデルで HIRO Acoustic Model-CCCS の魅力を満喫しました。 Magicoも良いですがHIROも同じくらい良いですね。まさしく、スーパーハイエンドの世界の音です。原音再生とは?等と無粋な質問が無縁のまた別な世界を体験したような気がします。


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今回の試聴会でたくさんのハイエンドの機器を聴きましたが、あまりにも世界が違い、物欲は湧かなかったです。しかし、憧れの世界は夢を与えてくれます。

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妻にマラソン試聴会で使われた機器の値段を見せたら桁を一つ間違えていました。後で気づいたのですが、妻の間違いを指摘しなければ良かったとチョットだけ後悔