我が家のアナログは引っ越しやリフォーム工事などがあり長い間放置状態になっていたのですが、最近部屋の環境も落ち着いてきましたので手を入れてみました。
まずは機器の紹介です。我が家のターンテーブルはVPIの2008年頃に発表されたARIES 3です。VPIにはフラッグシップ機として機能美溢れたデザインのHR-Xがありますが、ARIES 3はそれをコストダウンしたバージョンのようです。VPIのホームページでは ”THE ARIES 3 IS THE PERFECT CHOICE FOR THOSE WHO WANT NEAR-HR-X PERFORMANCE IN A SMALLER SIZE.”と表現されています。
日本ではエソテリックがVPIを取り扱っていますがARIES 3は当時取り扱いの対象にはなっていませんでしたので、米国から2010年頃に個人輸入しました。ARIES 3は試聴する機会も無くデザインと価格で選びました。
トーンアームはストレートでワンポイント支持型のJMW-9 Memorial です。ヘッドシェル部の接点を持たないインテグレーテッド構造を採用していて、カートリッジの交換はアームアッセンブリーごと交換します。
レコード盤の外周を押さえるPeriphery Outer Ring Clampも同時に購入しました。ステンレス製で重さは約2kgあります。これが無くても音はでますのでBGM的な聴き方には不要ですが、本気で聴きたいときには取り付けて聴いています。
普段使いのカートリッジはオーディオテクニカのAT-OC9/IIIです。2009年頃に発売された製品ですが、未だに現行品の様で愛好家としてはチョット嬉しい気持ちになります。AT-OC9/IIIはコストパフォーマンスに優れ、2009年にステレオサウンド誌でグランプリを受賞しています。
本気モード時のカートリッジはオルトフォン製で創業90周年(2008年)記念モデルMC-A90です。機能美溢れるデザインに一目惚れして購入しました。トップアスリートの研ぎ澄まされた肉体美をMC-A90からはイメージしてしまいます。
お宝のカートリッジMC-A90を箱から取り出して試聴の準備をしています。カートリッジはVPIのアライメント冶具を使って正確に取り付けます。針圧はカタログの標準値より少し重めに設定しました。微調整は今後音を聴きながら行います。
次回(一週間後?)はフォノアンプの紹介と上記のカートリッジ2機種の音の違い等を紹介したいと思っています。
先日テレビを観てたらセンスの良いチェアが俳優二人の間にさりげなく配置されていました。私の部屋にはもう置くスペース(買う余裕も)はありませんが気になるチェアです。
そのチェアは”大人が作る大人のための大人のドラマ”として話題の「やすらぎの郷」でした。