Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

旧エンクロージャーとのお別れ

20年近く前ラフトクラフト社で製作して頂いたウーファー用エンクロージャーが我が家での役目を終えました。下記の左の写真がオリジナルの状態です。バスレフのポートには詰め物をして使用していました。2012年にミッドバスのユニット用の取り付け穴を、中央の写真のように追加加工しました。2014年には、次期プロジェクトに向けて、右の写真のようにバスレフのポート部分をカットして密閉式に改造しました。このような試行錯誤を経て、現在の4Wayと密閉式にたどり着いています。振り返ってみますと、良くいろいろなことをやったものだと自分でも感心しています。

ウーファー用エンクロージャーの変化
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2012年、ミッドバス用ユニット Accuton C220-6-222 用の穴を追加で空けました。ミッドバスを追加することによって、実体感のあるピアノの音が聴けるようになり、キースジャレットのケルンコンサートの感動のレベルが上がりました。
2012年-ミッドバス用ユニット穴の追加加工中
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2014年、ミッドバスのユニットとバスレフポートが有った部分を切断して密閉化を図りました。同じタイミングで、ミッドバスのユニットは太鼓型エンクロージャーにマウントしました。以前はバスレフタイプの明るめの音が好みだったのですが、最近はより正確な低音が聴ける密閉式を好ましく感じるようになりました。この結果を基に、新しくWoody&Allenさんに密閉式のエンクロージャーを製作して頂き、今回新しくできたリスニングルームで使用を始めました。

2014年-密閉式に改造中
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こんなアクシデントも有りました。我が家の猫君がエンクロージャーの中に入り込み、脱出するのに大変な思いをしました。穴があったら入りたい


猫君-”ウー、出れないよー”
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2016年10月、長年世話になったラフトクラフト製のエンクロージャーにお別れをする時が来ました。l今回はマンションのベランダの作業ではなく、戸建ての庭での作業ですのでいくらか楽です。


1個目の解体完了しました
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無事、2個目も解体が完了しました
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出会いが有れば、別れもあります。貴重な経験をさしてくれたラフトクラフト製エンクロージャーに感謝です。





先日、我が家から歩いて行ける距離にあるジャズレストランで開催された山本 剛(Piano)と鈴木 良雄(Bass)のライブに行ってきました。演奏者・聴衆とも平均年齢は70前後だったでしょうか、なかなか粋で大人の雰囲気の演奏会でした。

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私は年甲斐もなく、当日購入した山本氏のCDと鈴木氏の本にサインを頂いてきました