Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

A&Cオーディオ訪問

先日、A&Cオーディオの試聴室にお邪魔して、最近発表された スピーカーシステム 「Illusionist シリーズ」の3機種を聴いて参りました。結論から先に申しますと、異次元レベルの音離れの良さに支えられた自然な音像・音場の再生音に感動しました。自分は今まで何を頑張っていたのだろうと一瞬思ったほどです。

A&Cオーディオの試聴室 (A&Cオーディオのサイトより借用)
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試聴機種
今回試聴させて頂いたのは下記の3機種です。技術的な特徴は新規に開発されたフローティングマウントとデッドマス構造を採用していることです。それから、振動板の制振チューニングが個体ごとに実施されています。
Illusionist-13 (13cmケブラーウーファー+25mmソフトドーム・トゥイーター)
・ Illusionist-10 (10cmケブラーウーファー+20mmソフトドーム・トゥイーター)
・ Illusionist-8  (8cmケブラーウーファー+20mmソフトドーム・トゥイーター)

Illusionist シリーズ (A&Cオーディオのサイトより借用)
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音作りのコンセプト
A&Cオーディオのコンセプトは「音楽が楽しくなる音」だそうです。それをオーディオ的な言葉で表すと下記になります。
・ 中高音域の音離れの良さ
・ マッシヴな中低音域
・ リアルで豊かな仮想現実感

フ ローティングマウントとデッドマス構造を採用することによってエンクロージャーの振動(箱鳴り)問題を解決して、異次元の音離れの良い「音楽が楽 しくなる音」が達成されています。

 
感想

今回の試聴は、私にとって目から鱗が落ちる状態でした。これほど、音離れの良さを実感したことはないような気がします。平行法で置かれたス ピーカーの少し後方に立体的・ホログラフィックな音像がスピーカーより程良く高い位置に浮かび上がります。このスピーカーシステムは録音された通り に再生しますので、位相歪のある録音は平面的な再生音になりますので、評価する場合には気を付ける必要があります。このようにリニアリティの高いシステムでは録音の良い音源は
「音楽が楽 しくなる音」で鳴りますが、そうでない音源は「Garbage in, garbage out」が避けられないことは自然の摂理です。

木製のエンクロージャーでもユニットをフローティングして箱に音を伝えなければ、超高価なハイエンドスピーカーにも劣らない音離れの良いスピー カーシステムが、常識的な価格でできると思いました。


最後に
「PARC Audio製スピーカーユニットの他社に追随を許さない点は、正に音離れの良さだと思います。そしてA&Cオーディオでは、これを最大限に引き出す自作用品と完成品システムを提供して行きたいと思います」とA&Cオーディオのホームページで述べてあります。私もその言葉がすべてを言い表していると思いました。我が家の4ウェイマルチアンプシステムの音色の確認はヘッドホンではなく、臨時収入があればA&Cオーディ オのスピーカーシステムをリファレンスにしたいほどです。

A&Cオーディオのスピーカーシステムを試聴する機会は少ないと思いますが、音離れの良さを求めている愛好家の方々は一聴する価値があると思い、ここに紹介させて頂きました。


A&Cオーディオのリンクはこちらです。






妻がテレビ出演!

二か月ほど前のことですが、地元の農家レストランに行きましたら地元のテレビ局が取材に来ていて、我々も含め客の食事中の撮影や料理の感想を聞いていました。食事が終わって外に出た所で改めて妻にテレビ局の人から声がかかり、カメラの前で店と料理のことなどをインタビューされました。しかし、放映されたかどうかも知らずにそのことは忘れていました。

しかし、昨日6041さんご夫婦を誘ってその農家レストランに行きましたら、オーナーから妻のインタビューがテレビで放映され、妻のコメントが素晴らしかった言って頂きました

インタビューに一生懸命に答えている妻
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