長らく私の To Do リストに載っていたリスニングルームの床下の唸り対策をしました。まずは、チャンネルデバイダーのDF-55を移動させて、オーディオ仕様でHeavy Dutyな点検口を開きます。ちなみに、フローリングは9月に予定していまして、現在は合板むき出しの状態です。
携帯と同じ厚さの点検口
我が家は築20年以上経っていますので、一部の束が乾燥して数mmのギャップが出来ています。床厚が60mmあっても束が少しでも浮いていれば低音に影響がでるのが分かります。この部屋は以前は和室で床下には発泡プラスチック系の断熱材が施工されていましたので、この機会に高密度のロックウールに取り換えました。次に機会に、さらに吸音材を追加する予定です。
くさびで束の浮き対策
下記の写真は特製のクッキーを焼いているのでは無く、くさびを桧材でDIYして調理用オーブンで強制乾燥しているところです。燻製のような良い香りがしますが、妻の居ぬ間にさっと仕上げていまいましょう。
特製クッキー乾燥中
音だしはまだですが、床を足でトントンと鳴らしてみると唸りはかなり改善されたのが実感できます。オーディオの観点からは理想から程遠い我が家の床の造りですが、無い袖は振れないのでこれで良しとしましょう。
狭い床下に潜ってのロックウール貼りかなり大変な作業でしたが、お陰様で匍匐前進が上達しました