Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

カルダス式設置法ー試聴記編

「カルダス式設置法」に基づいてスピーカーを配置して、我が家での定点観測用音源を聴いてみました。使用した音源はイーグルスの「ホテル カリフォルニア」、五嶋みどりの「精霊の踊り」、サイトウ記念オーケストラのブラームスの「交響曲第4番」、石川さゆりの「天城越え」です。

「カルダス式設置法」ではスピーカーを部屋の1/3地点程に置きますので、我が家ではニァ・フィールドリスニングとなり、視覚的になれるまでチョット違和感があります。しかし、いったん音楽が始まると我が家では今まで体験したことの無いようなサウンドステージがスピーカー後方に現れます。特にライブ盤録音の「ホテル カリフォルニア」では音場感にあふれ、まるで聴衆の一人になった感じでした。拍手の数も相当数増えた印象を持ちました。

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今後は「カルダス式設置法」の結果を基に、スピーカーをもう少し後ろに下げて私にとってのベストなポジションを探してみます。それから、grigriさんに紹介して頂いた本 Floyd e.tooleのSound Reproduction が届きましたので、音楽を聴きながら読んでみたいと思っています。



話は変わりますが、最近、幾つかの偶然が重なり、近所(我が家から500m位)にお住まいのオーディオ愛好家の方と知り合い、相互訪問させて頂きました。とても素敵なご夫婦で、妻と一緒に訪問させて頂き、奥方一緒のオーディオ・オフ会とても楽しかったです。この方はAltecの6041(他2台)のスピーカーをお使いですので、便宜上”6041さん”とこのブログでは呼ばさせて頂きますね。6041さん宅のリビングからの眺めは絶景です。特に今の時期は、試聴椅子の後ろ側には新緑の地平線が見られ、音良し・眺め良しの空間です。

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私は過去にAltecの620Aを使っていましたが、この6041の存在については全く知りませんでした。今の基準でもとても理にかなったユニット構成になっています。中域・高域に604-8H、低域には6041専用に開発された416-8BSW、超高域用には6041専用に設計されたホーン型ツィーター6041-STが搭載されています。

Altec 6041 - 4Way
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6041さん宅の音は、我が家の音より音楽が10倍以上楽しく聴けます。色々な面で余裕を感じさせてくれますので音楽が芳醇な感じで鳴っています。我が家はただ多数の音が出ているレベルと感じました。まだまた、オーディオは奥が深そうです。6041さんからスピーカーの配置についてアドバイスを頂いたので、近い内に試してみたいと思っています。



それから、先日ソナスのスピーカーを大変素敵なお部屋で鳴らされている方とも知り合う機会がありました。この方も徒歩圏内にお住まいですので、これから交流させて頂ければと願っています。こちらの奥様は妻の招待で、我が家の咲き始めたばかりの薔薇の花を見に来られました。もちろん、奥様には我が家の音を旦那さんより一足早く聴いて頂きました

このように、少しずつですが、人との出会いもあり、この新天地・伊豆でのオーディオライフが楽しくなりつつあります。