平行に設置されたスピーカーシステム
真正面を向いたAccutonのユニット達
イーグルスの「ホテル カリフォルニア」(XRCD版)、五嶋みどりの「精霊の踊り(XRCD版)」、サイトウ記念オーケストラのブラームスの「交響曲第4番」、石川さゆりの「天城越え(CD-R版)」などを聴いて結果が良かったので、先入観を持たない妻に聴いてもらいました。
妻には、五嶋みどりの「精霊の踊り」と荒井由美の「海を見ていた午後」を聴いて貰いました。私は褒め言葉を期待していたのですが、「海を見ていた午後」は”見え過ぎて困ってしまう”とのご意見。録音時の加工が分かり過ぎて歌詞の良さが上手く伝わらない。妻の中音域の再生が充実したシステムで聴く方が歌が良く伝わるそうです。オーディオマニアの私は、”見え過ぎて困ってしまう”のコメントを褒め言葉と受取りました。
五嶋みどりの演奏はバイオリンの音色が素敵、目を瞑って聴くと幻想的な針葉樹の森の中にいるような感じがしたとのことでした。たぶん、褒めてくれているのですよね。その幻想的な森の中では、きっと精霊達が自然と共存して住んでいるのにちがいありません。妻も私も表現力が豊かになったのを感じとっているようです。
新しいリスニングルームでの平行法への私の感想は、音場・音像感の概念を超えて音が豊かにストレス無く空間に発せられていると感じました。これを体験してしまった後では、今までは囲いがされていた空間での音を聴いていたような感じがします。「心変わりは人の世の常」と申しますから、また、交差法に戻るかもしれませんが、それまでは正攻法の音を楽しんでみます。
少しずつですが、前の狭かったリスニングルームでの感覚から解放されて、新しいリスニングルームの空間を生かすスピーカーの設置法の感覚が目覚めつつあります。
近々、カルダス設置法”もどき”を試したいと思っています。また、新しい発見があるかもしれません。
妻と原付を連ねて天城高原までミニ・ツーリングに行ってきました。妻にとっては初めての遠出でしたので、お互い緊張の連続でしたが、楽しく時速30km以下でのスロー・ドライブを堪能してきました。走行距離は45kmでした。
熟年夫婦の原付達 @ホテルハーヴェスト天城高原