Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

家庭内オフ会

最近部屋のライブ化もほぼ完了して、それなりに人を呼べる状態になりましたので、久しぶりに昨夜家庭内オフ会を開催しました。参加者は妻のみでしたが、彼女の感想を聞く限りそれなりにおもてなしができたみたいです。

まず始めにイリーナ・メジューエワのCD「ショパン:ノクターン集」から一曲目のノクターン 嬰ハ短調を聴いて貰いました。この曲はピアノの一音一音の間合いと、一音が静かに消えゆく小宇宙が素晴らしい完成度で録音されています。イリーナの丁寧に話しかけるようなタッチが聴く人の心を捉えます。彼女のコメントに”演奏する作品の魂を聴き手に伝えることです”と有りますが、私と妻にも十分にその気持ちが伝わってきました。『2010年度 第48回レコードアカデミー賞 器楽曲部門賞』を受賞したのも十分にうなずけます。

<CDのジャケット削除しました>


2曲目には五嶋みどりのCD「アンコール! ヴァイオリン愛奏曲集」から19曲目の「精霊の踊り」を選びました。私自身この曲は100回以上聴いていますが、何回聴いても感激が薄まることはありません。妻にもこの演奏を通じてオーディオ装置でも音楽が感動できるとことを知ってほしかったからです。演奏のみずみずしさに心を奪われます。オーディオ的には夜中の蚊の鳴く音量より小さな音色を楽しめる演奏・録音が特徴です。演奏後、妻に”凄ーい”と言って貰いました。


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3曲目は手島葵のCD「Collection Blue」です。このCDはオーディオ評論家の三浦 孝仁氏も試聴で良く使われているみたいです。私のお気に入りは7曲目の「テルーの唄」で、この曲のボーカルの録音が気に入って良く聴いています。この曲はいかに質を高く保ったまま小音量で聴かせられるかがポイントです。ちょっと再生時の音量が大きかったのは反省点ですが、まずまずの出来でした。


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夜も遅くなってきましたので、最後のアンコールタイムです。妻のリクエストはリンダ・ロンシュタットのCD「For Sentimental Reasons」から2曲目の”Bewitched, Bothered & Bewildered”です。リンダ・ロンシュタットの声は音量を上げた方が良さがでますので、夜遅いですが少し音量を上げて聴いて貰いました。彼女の伸びやかで美しい歌声、いつ聴いても聴き惚れてしまいます。妻からは、”私のウォークマンで聴く音とは全く違う”とお褒めの言葉を頂きました。ちょっと比べるものが違うと思いますが、良しとしましょう。


<CDのジャケット削除しました>


ご褒美に何か買って貰えたらと子供のような気持ちでいます。今欲しいと思っているのはOOOなのですが.....。 
以上、家庭内オフ会のご報告でした。