4月29日のブログで 「エール音響 4550DE ベリリウム振動版 音響特性結果」 をアップしたのですが、一つの個体の特性に問題がありましたので、エール音響に再調整をお願いしていました。昨日、その個体が帰還してきましたので、さっそく周波数特性を確認してみました。
右下のプロットがその結果です。ソニーの4インチドライバー(SUP-T11)は数百Hzから20kHz付近までほぼフラットの特性ですので、4550DEの特性はそれに比べるとかなり見劣りします。データで判断すると、ソニーのみの特性の方が良いのですが、オーディオはそう単純では無いのが趣味として奥深いところです。我が家の場合、SONYのドライバーをミッド、4550DEをミッドハイとしてシステムを構成しますと、音像のフォーカスが合い立体感が増した再生音が得られます。
4550DEの件でちょっと寄り道してしまいましたが、ようやくこれで我が家のスピーカーシステムの調整が進められます。嫁さん曰く、「いつになったら聴けるようになるの?」