測定条件
- ホーンはWoody&Allen製20cm無垢カリンホーン
- マイクロフォンはホーンの先端から50cm、角度は0度
- 低域は500Hz・48dBでカット
- マイクロフォンはEarthworks DM30
- サウンドカードはローランド Quad-Capter (USB I/F)
- 測定のサンプリング周波数は96kHz
- 測定ソフトウェアはARTA ver1.7.1
ALE4550DEとその測定全景
下記がエール音響の4550DEのチタン(青線)とベリリウム(赤線)振動版の周波数特性の結果です。残念ながらベリリウム振動版の周波数特性がチタンに比べて素晴らしく良いというわけでは無いようです。細かく結果を観察しますと、10kHzから15kHz付近の特性は、ベリリウム振動版の方がうねりが少ないです。それから、我が家では使用しない帯域(1-2kHz)のレベルが数dB高くなっています。願わくばこれらが、音楽再生に好結果を生んでくれることを期待しています。
4550DEの周波数特性、チタン(青)vs.ベリリウム(赤)振動版
試聴記は、もう少しベリリウム振動版のエージングが進んでから報告しますね。