今日の午前中はテニスの団体戦に参加しましたが、一回戦で敗退してきました。試合には負けましたが、仲間と一緒に共通の目標に向かうのもまた楽しいものです。そして、今日の午後は先日届いた石川さゆりさんのCD-R盤「津軽海峡・冬景色」を堪能しています。
この「津軽海峡・冬景色」はハーフインチのアナログ・マスターテープ使用して、それなりのオーディオシステムで再生することを前提にマスタリングされているのが特徴です。一般のCDのマスタリング時に使われる過度なイコライジングは無く、このCD-R盤はダイナミックレンジをオリジナルのままに、ボーカリストや演奏奏者の抑揚をありのままに再現していることが売りとなっています。
石川さゆりさんの優れた歌唱力で歌謡曲史に残るような名曲を、この様な素晴らしい音源で聴けるのはオーディオ愛好家として有難いことです。「津軽海峡・冬景色」を目を閉じて聴くと、女性の心情と、その気持ちを代弁する冬の津軽の情景が目に浮かんできます。本物のみが持つ強さを感じます。
オーディオ的には「天城越え」の方が、音数が多く聴こえるアレンジですのでオフ会などのデモでは良いかもしれませんね。我が家のシステムでこの様な素晴らしい音楽が楽しめることにささやかな幸せを感じます。