Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

13cmカリンホーンの紹介

今日は、オークションでの戦利品を紹介する予定でしたが、その前に今週入手したWoody&Allen工房製の13cmカリンホーンの紹介をします。

上の写真は以前から持っている20カリンホーン、下の写真は今回新しく入手し13cmカリンホーンです。このホーンはエール音響の4550DE用で、我が家ではミッドハイとして4kHz以上の帯域を受け持たせています。4kHz以上で使用する我が家では13cmホーンが20cmホーンより音像が明確かつ立体的になることを期待しています。ホーンを選択する場合、低域のみに焦点を当てると大は小を兼ねるようにみえますが、高域の再生は音像の観点から適切なサイズがあるような気が私にはします。

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下記に13cmホーン(赤)と20cmホーン(青)の周波数特性を示します。測定はホーンの先端から約50cmの地点で行いました。測定は両ホーンともなるべく同じ条件になるように注意は払いましたが、素人の測定と思って下さい。予想通り、20cmは1kHz付近までほぼフラットな特性で、4550DEとの相性の良さを感じさせます。13cmホーンは4kHz以上の使用の場合十分な低域特性を持っています。10kHz以上の特性がもう少し良いユニットを使用すれば、より13cmホーンの良さがでる特性となった予想します。ちなみに我が家では10kHz以上の帯域はフォステクスのT500MkIIに受け持たせています。4550DEが20kHz(-3dB)付近まで再生できれば申し分ないのですが。

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13cmのホーンの試聴は神谷 百子さんのCD「マリンバ カクテル」で行いました。このCDの売りは96kHz Bitstream Hi-Sampling Recordingでマイクは4本のみで、ADCにはdcs902を使っています。今回の試聴はマリンバという打楽器の魅力をいかに表現できるかに焦点をあてます。木を叩いた瞬間の鋭い音、そして消えゆく音の響きをこの13cmホーンがどのように表現してくれるのでしょうか。短い時間での試聴でしたが、マリンバが良く歌う打楽器だということを再発見しました。まるで音符がまるで元気な子供のようにスピーカー間で飛び跳ねているようなイメージでした。

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明日は、ゆっくり五島みどりのバイオリンをしっとり聴いてみます。