まず初めに、下記が現在の我が家のアナログ系の機器達です。
ターンテーブル: VPI Aries 3
カートリッジ: Ortofon A90
MCトランス: Hashimoto HM-3
フォノイコ: Sutherland Hubble
A/Dコンバーター: Accuphase DF-55
ターンテーブルは円高の時に直輸入したVPIのAries 3 にオルトフォンのMCカートリッジA90を取り付けています。VPIのAries 3は黒を基調にしたデザインと価格のバランスが良いのが選択時のポイントでした。それから、VPIのアームは一点支持方式を採用してのも私好みでした。 カートリッジのA90はまずその精悍なデザインに一目ぼれしました。音はマイソニックのカートリッジ(型番は失念)と比較試聴の結果も納得できる ものでしたので、思い切って購入しました。
フォノイコライザは中古で入手したサザーランドのハッブルです。このフォノイコライザにはMCカートリッジが直接入力できるのですが、我が家では プリアンプありませんので、ゲインを稼ぐために橋本トランスのMCトランス HM-3を使っています。フォノイコライザの出力はアキュフェーズの デジタルチャンネルデバイダーDF-55のアナログ入力に接続しています。DF-55でアナログからデジタル変換して4ウェイ化しています。
前置きが長くなりましたが、今日はサザーランドのハッブルの古くなった乾電池16個を新品に変えました。今まではパナソニックの一般的なアルカリ タイプを使用していましたが、特に意味はありませんが、今回は長寿命が特徴のパナソニックのEVOLTA(エボルタ)にしました。ご覧のようにハッブルの内部はかなりシンプルにできています。基板は左右のチャンネルの基板ば上下でマウントされています。
サザーランドのハッブルのケースを開けたついでに、入力抵抗を47kから4.7kに値を一桁下げてみました。Before After流に表現すると、何と言うことでしょう、低音域の表現が豊かになって音のバランスが大変良くなりました。いままで、腰高だったLPの再生音がうそのようです。これで、ようやくCDの再生バランスに近づくことができました。橋本トランスのHM-3の奨励負荷抵抗は47kとなっていますが、 いろいろな負荷抵抗で試してみる価値はありそうです。それから、ハッブルのゲインは55dBで使用しています。下記の写真の左側の基板で負荷抵抗、そして右側の基板でゲインを設定できます。私好みに設計コンセプトです。