Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

ツィーター3種類の測定結果

今日はマイクロフォン測定の後編として、手元にある下記の3種類のツィーターの周波数特性を測定しましたので紹介します。

  • Technics EAS-10TH1000 (製造中止直前に手に入れた貴重なユニット)
  • JBL 2405 (一度は使ってみたかったあこがれのユニット)
  • Fostex T-500MkII (現在使用中のユニット)

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周波数特性は、我が家の測定環境では下記のような結果になりました。ユニットとマイクロフォンの距離は50cm、測定のサンプリング周波数は96kHzです。30kHz以上の減衰は今回使用したサウンドカードの特性も含まれていることも考慮してください。

Technics EAS-10TH1000 (青)、JBL 2405 (緑)、Fostex T-500MkII (赤)
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次に、エール音響の中高音ユニット4550DEWoody Allen工房製の無垢カリン20cmホーンとの組み合わせで上記と同じ条件で測定してみました。


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低域側はユニットとホーンの素性の良さが分かります。高域側は10kHzまでは多くの4インチドライバーなどでみられる数kHz付近でのピークも無く、ほとんどフラットな特性です。いかにも音の良さそうな特性に思えるのは私だけでしょうか。10kHz以上は想定内で、エール音響では8kHz以上は1710または1750DEの使用を奨励しています。我が家では、FostexのT-500MkIIを10kHzからつないでいます。


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次回は、タイムアライメントの測定結果を予定しています。