マスターボリュームと4ウェイのゲイン調整抵抗の変化をPIC内蔵のADCで周期的に読み取り、そのデータを、もう一枚の基板(PWA-2)にシリアルデータ転送します。ゲインの調整はLR共用です。LR独立して調整も考えましたが、全面パネルのデザインをシンプルにまとめるために止めました。もし、必要な場合はD-55のデジタルボリュームで行います。それから、PWA-2のPICとMUSEの電子ボリュームはノイズ低減を狙ってオプトカプラで絶縁する予定です。
PWA-2のPICは無くても設計はできるのですが、今後の展開を考えて、PWA-1の設計(ユーザーインターフェース)はそのままで、PWA-2の設計を変えていろいろな音量調整の方式を試せる将来への拡張性を今から考慮してあります。それから、PWA-1のPICの型番はDisplayがパラレルインターエース仕様になった場合はPIC16F887になります。
上記のブロックダイアグラムは音楽を楽しみながら描きました。その中から私の最近のお気に入りのCDを紹介します。今年のダイナミックオーディオのマラソン試聴会で知った、ノルウェーのKKVレーベルの30周年記念CD 「30 YEARS' FIDELITY」 です。
嬉しいことに、アキュエーズのDF-55とWoody&Allen工房の46cmカリンホーンが、少しずつですが我が家に馴染んできているような気かします。無垢20cmカリンホーンの接続はまだこれからの楽しみにとってあります。